事業案内

■ ドラム缶事業

日鉄ドラム株式会社様と当社は専属の運送契約を締結しており、同社が製造する新品ドラム缶をユーザー(化学会社、石油会社など)の事業所に輸送しています。

  • 輸送途中にドラム缶に傷などが発生しないよう、取扱には細心の注意が必要です。このため、当社ではトラックの荷室にエアバッグを装備し、輸送中のドラム缶の振動、回転などを最小限に抑える工夫をしています。
  • 少量の注文や時間を指定した配送などに効率的に対応できるよう、最新の運行管理システムを導入しています。

■ 鉄骨事業

  • シールド工事(地下鉄・道路・共同溝・下水道など)に汎用されるセグメントの輸送をしています。
  • 豪雨などによる土砂崩れを防ぐ「砂防ダム」に使われるパイプ加工品(スリットダム)など多種の鋼材加工製品の輸送をしています。

■ エアバッグとは・・・

ドラム缶の輸送中に発生する輸送傷(トラックの加速・減速、または、段差通過時の振動による缶の揺れや回転によって缶同士が接触し発生する外装剥離などのキズ)を防止するために、トラックの天井に取り付けた4列(トラック荷室全長取付)のエアホース(内側チューブと外側保護の二重構造)およびエアホースを膨らませる・保持・排気など制御機構一式です。
この荷崩れ防止装置は、日鉄ドラム(株)様とオオシマ自工(株)様ならびにエフ・ディ物流(株)の三社による特許共同出願済み。

  • トラックへのドラム缶の積込と荷卸し時は、エアバッグから空気を抜いて平らにし、天井とドラム缶の間に隙間を作ることで作業がし易くなります。
  • 積込後は、エアバッグに空気を注入してエアホースを膨らませ、上からエア圧力でドラム缶を押さえることで缶が前後に動くことや廻ることを抑え、輸送傷を防止することができます。
  • エアバッグを使用することにより、輸送傷を防止し、積卸し時間を短縮するなどの利点があります。

<エアバッグの稼働前(普段)の状況>
エアバッグ1

<エアバッグの稼働中の状況>
エアバッグ2